Walk YAHIKO
澄んだ空気を肌に感じながら、ぶらぶらと弥彦を歩いてみませんか? 緑あふれる景色が、清々しい気分にさせてくれます。
弥彦には弥彦山に棲んでいた兎による農作物被害を弥彦大神様が兎を諭し治めたという「弥彦うさぎ伝説」という言い伝えがあり、感謝の品として農民が献上した銘菓「玉兎」が有名です。弥彦駅の屋根にも兎が隠れています。
新潟の紅葉の名所として知られ、池に移る紅葉や美しい観月橋と織りなす景色は特に有名です。夏はホタルも見ることができます。
弥彦温泉発祥の地で、観月橋を渡って15分、御殿山の中腹に湯神社があります。温泉の神様、薬の神様、商売の神様、学業成就にご利益があるとされています。4月の「湯かけまつり」のご神湯でもあります。
弥彦公園はウォーキングコースとしても人気で、人気の桜のトンネルを抜けると春は見事な桜並木、秋は紅葉とワクワク感を演出してくれます。
樹齢400~500年以上の杉木立に囲まれた越後一の宮で、社伝によれば御祭神は天香山命(あめのかごやまのみこと)。天照大御神の孫、天火明命の子で、神武天皇の勅命により紀州能野から野積浜に上陸し、人々に農耕を導き製塩や手繰網の漁法を教えたと詠われ、天香山命は当地方の開拓の祖神として崇められています。
弥彦神社は「おやひこさま」として人々に親しまれ、初詣には毎年20万人以上の参拝者が訪れる、大変由緒ある人気の神社で近年はパワースポットとしても人気急上昇中。
弥彦神社の入口に立つ鳥居で、神域の入り口となるシンボル。高さ約8.4mで稚児柱支え建て両部型鳥居。地に着かず6cmほどの隙間がある親柱は腐食防止、地震対策など諸説あります。
和銅4年(西暦711年)勅命により宮殿が改められた境内建造物の中に、御池「玉の橋」が記載されています。
その中で古くから参道中程に神様が渡る橋「御神橋」があり、室町時代の境内古絵図にも描かれています。
信仰と橋の構造上から人は渡ることはできません。
地元では「重い軽いの石」とも呼ばれる石。この石を軽く感じて持ち上げられれば願い事は成就し、重くて持ち上げられなければかなわないと言われ、今も熱心にお祈りする人が後を絶ちません。
拝殿に着く前にお参りしたいのが、弥彦神社境内の9つの摂社、末社。
摂社とは弥彦神社の神様のご子孫を祀った神社、末社はそれ以外の神様を祀った神社です。
弥彦温泉街の中心に位置するおもてなし広場は、気軽に利用できる足湯や手湯が楽しめ、また豊富なスイーツや銘菓もあるので、観光途中でちょっと一休みしながら、ゆったりくつろげる空間。季節を通してライブや大道芸など多彩なイベントも開催される人気スポットです。
弥彦駅と東三条駅を結ぶ17.4kmの新潟の最短路線ですが、車以外でのんびり新潟の県央地区を散策できるのでおススメです。開業したころは福島への県境までの計画があったことはする人ぞ知るお話。特に弥彦近辺は、地形の面白さ、車と並走するエリアなどトリテツファンも集まる路線です。
新潟5大ラーメンのうち、燕背脂、三条カレーラーメンの名店が県央地区には集中しています。弥彦線で移動して食べ歩くもよし、もちろん他の長岡生姜、新潟あっさり醤油、新潟濃厚味噌など車で5大ラ―メン制覇もラーメン好きにはたまらない。
燕三条市は、モノづくり・金属加工の街として有名ですよね。体験ファクトリーも数多くあり、ツアーで周って体験するプランも人気ですが、まずおすすめしたいのが弥彦線で北三条駅に移動して体験していただきたいのが、「三条鍛冶道場」。匠から指導してもらえる日本の伝統技術が体験できる和釘づくりが貴重です。ペーパーナイフづくりもあるのでここからモノづくりの世界に入ってみてはいかがですか。